...それは一興だったね...
...ちょっと一興しようか?- Shall we have a little fun?...
...彼と話すといつも一興する...
...パーティーで一興した...
...楽しいイベントが一興されるよ...
...獲物を見せて愕かし呉(く)るるも一興なり...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...平日の積る話を語り合ふも亦一興なり...
石井研堂 「元日の釣」
...時にとっての一興である...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...と続けるのも一興だ...
太宰治 「千代女」
...ほころびを縫ふたも一興...
種田山頭火 「其中日記」
...ランプのあかりで古典を読むのも一興であることを失はない...
種田山頭火 「其中日記」
...暫く互に打付けこをするのも一興である...
田山花袋 「新茶のかおり」
...運命などについて考へてみるのもまた一興である...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...フランス語の冬 hiver はラテンの hibernum であろうがこれを「冷える」と比べてみるのも一興である...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...これは亦一興であつた...
戸川秋骨 「道學先生の旅」
...君のブライドに送らんかと戯れ候も一興に候...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ふと打(う)ち明(あ)けるのも一興(いつきよう)だらうと心付(こゝろづ)いて...
夏目漱石 「門」
...ここに宝を埋めた人達のやった通りにやって見せるのも一興だろうと思って...
野村胡堂 「古城の真昼」
......
室生犀星 「京洛日記」
...墨染(すみぞめ)すがたは、その麗人をどう変えたやら、見るも一興か...
吉川英治 「私本太平記」
...陣中の御一興に持参してみたまでの儀にござりまする」「なにさま……」と...
吉川英治 「私本太平記」
...「自分たちに取っても一興...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その雨漏に濡れながら急に唄い出した声の意外にも澄んで清らかであったも一興であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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