例文・使い方一覧でみる「よいしょ」の意味

...よいしょ、よいしょ... よいしょ、よいしょの読み方
江戸川乱歩「怪人二十面相」

...よいしょと身体をずりあげた... よいしょと身体をずりあげたの読み方
高見順「いやな感じ」

...よいしょと立たせた... よいしょと立たせたの読み方
高見順「いやな感じ」

...よいしょ、と小さい声で言ってみて、路のまんなかの水たまりを飛び越す...
太宰治「鴎」

...よいしょと、水たまりを飛び越して、ほっとする... よいしょと、水たまりを飛び越して、ほっとするの読み方
太宰治「鴎」

...よいしょとすさまじい角力の稽古... よいしょとすさまじい角力の稽古の読み方
太宰治「新釈諸国噺」

...「よいしょウ、よいしょウ」「おもいぞ、おもいぞ」「いそぐな、いそぐな」「急いでもわれんぞ、急ぐな急ぐな」「居（お）るぞう、居るぞう」「怕（こわ）いぞ、怕いぞ」権兵衛の伴れている下僚（したやく）は武市総之丞（たけちそうのじょう）と云う男であった... 「よいしょウ、よいしょウ」「おもいぞ、おもいぞ」「いそぐな、いそぐな」「急いでもわれんぞ、急ぐな急ぐな」「居るぞう、居るぞう」「怕いぞ、怕いぞ」権兵衛の伴れている下僚は武市総之丞と云う男であったの読み方
田中貢太郎「海神に祈る」

...よいしょ！」馬子と声を合せて怒鳴った... よいしょ！」馬子と声を合せて怒鳴ったの読み方
モーリス・ルヴェル　Maurice Level 田中早苗訳「乞食」

...よいしょ」みんな元気な掛け声を出して... よいしょ」みんな元気な掛け声を出しての読み方
永井隆「長崎の鐘」

...（危うく躱（かわ）して雨戸の外へ退く）苫屋　　よいしょッこら... して雨戸の外へ退く）苫屋　　よいしょッこらの読み方
長谷川伸「沓掛時次郎　三幕十場」

...沢田がよいしょと掛声をかけて飛び下りた... 沢田がよいしょと掛声をかけて飛び下りたの読み方
火野葦平「糞尿譚」

...両手を添えて抜きだして、よいしょ、よいしょと力づけ次の足を前に出す...
本庄陸男「石狩川」

...よいしょと... よいしょとの読み方
三好十郎「鈴が通る」

...離れた所を通り過ぎて行く鈴の音が微かに聞える）よいしょと... 離れた所を通り過ぎて行く鈴の音が微かに聞える）よいしょとの読み方
三好十郎「鈴が通る」

...」「よいしょ、どぶん、……と、お池の神さま待ち兼ねや... 」「よいしょ、どぶん、……と、お池の神さま待ち兼ねやの読み方
室生犀星「蜜のあわれ」

...「よいしょ」とがっちり組みついた... 「よいしょ」とがっちり組みついたの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...「よいしょっ」待ち構えていた又八は... 「よいしょっ」待ち構えていた又八はの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...すぐに抛（ほう）り込（こ）め」「よいしょ！」と... すぐに抛り込め」「よいしょ！」との読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

「よいしょ」の書き方・書き順