...みっしり身相応(みそうおう)の修行(しゅぎょう)をしてくれるがよい...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...――『これから汝(そち)はここでみっしり修行(しゅぎょう)するのじゃ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...一晩みっしりと説法された...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その幹がみっしり立てこんで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「ここへみっしり木を入れて...
徳田秋声 「あらくれ」
...みっしり薗八を稽古(けいこ)させて行々(ゆくゆく)は家元の名前でも継がせて見たいと思っているのですが...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...その間みっしり働けば...
中谷宇吉郎 「ピーター・パン」
...そのまたわずかばかりの隙間へみっしりと韮を割込ませる...
久生十蘭 「生霊」
...沖でみっしりと締めあげなくてはならない...
久生十蘭 「奥の海」
...その長い小説をみっしりとかいて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...デッサンだけは今からみっしりやっておこうというの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...黒い毛のみっしり生えた胸をひたひたと叩いた...
山本周五郎 「季節のない街」
...こまかな葉のみっしりとかさなった枝を...
山本周五郎 「日本婦道記」
...頭の上へはみっしりと金竹が生いかぶさっている...
山本周五郎 「藪落し」
...みっしり工夫を積んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...みっしりと金がうなってるなと思うような邸には...
吉川英治 「親鸞」
...みっしり調べて書いたものと思われる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...そしてみっしり太刀の稽古をつけてやろう」甲州口の立場(たてば)...
吉川英治 「宮本武蔵」
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