...まばゆいほどに輝き渡った男の姿が見え出した...
有島武郎 「或る女」
...そのうちに王子のからだの金はだんだんにすくなくなってかわいそうにこの間までまばゆいほどに美しかったおすがたが見る影(かげ)もないものになってしまいました...
有島武郎 「燕と王子」
...そこの所の空はまばゆいほど明るく照つて...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...まばゆいほどの色彩(しきさい)と金めっきをほどこした絵がかかっていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...4.彼女の着物は目もまばゆいほど白い...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...まばゆいほど明るかったのに...
太宰治 「皮膚と心」
...どちらを見ても、どこを見ても、まばゆいほど、まっ白に光ってる世界です...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...まだまばゆいほどに点(つ)けておくのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...まばゆいほど紅(くれない)の法衣をそのままで...
中里介山 「大菩薩峠」
...まばゆいほど真っ白い絹の引っかけを両肩に掛けていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...鏡の面はまばゆいほどに輝いていて...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...さし絵にはまばゆいほど宝石をちりばめた冠をかぶって...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...源氏は小さいながらもまばゆいほど美しい若君の愛に没頭していた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恋人に逢うがために引き繕った直衣(のうし)姿はまばゆいほどまたりっぱであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まばゆいほどの人になった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...――まばゆいほど白く...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...かけつらねた燭台(しょくだい)はまばゆいほど明るく...
山本周五郎 「日本婦道記」
...まばゆいほどな列だった...
吉川英治 「私本太平記」
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