例文・使い方一覧でみる「べらぼう」の意味

...べらぼうに厚い甲板の装甲である... べらぼうに厚い甲板の装甲であるの読み方
海野十三「浮かぶ飛行島」

...こんなべらぼうなことがどこにある」広巳は壮（わか）い婢（じょちゅう）を見つけた... こんなべらぼうなことがどこにある」広巳は壮い婢を見つけたの読み方
田中貢太郎「春心」

...どうか彼のソウセイキを」「べらぼうめ... どうか彼のソウセイキを」「べらぼうめの読み方
田中貢太郎「南北の東海道四谷怪談」

...べらぼうってんだ」と... べらぼうってんだ」との読み方
直木三十五「南国太平記」

...そのことを先生に申しますと、先生は、べらぼうめ、道庵が酒を飲んでいるから天下が泰平なんだ、道庵が酒をやめたら天下が乱れるから、それで人助けのために酒を飲んでいるのだと、こうおっしゃいますから、わたくしも二の矢がつげないのでございます... そのことを先生に申しますと、先生は、べらぼうめ、道庵が酒を飲んでいるから天下が泰平なんだ、道庵が酒をやめたら天下が乱れるから、それで人助けのために酒を飲んでいるのだと、こうおっしゃいますから、わたくしも二の矢がつげないのでございますの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...わからなくなっちまいますね」「べらぼう様... わからなくなっちまいますね」「べらぼう様の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...南（みなみ）のおつかさん行（ゆ）きたけりや連（つ）れてくつちつたんだぞ」「箆棒（べらぼう）... 南のおつかさん行きたけりや連れてくつちつたんだぞ」「箆棒の読み方
長塚節「土」

...「篦棒（べらぼう）... 「篦棒の読み方
長塚節「土」

...「グレート・イースタアン」がべらぼうな図体に設計されたのは単式機関の欠陥を補うための手段だった...
服部之総「黒船前後」

...箆棒奴（べらぼうめ）！　どうして飲めるんだい！」が... 箆棒奴！　どうして飲めるんだい！」がの読み方
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」

...……あんな馬鹿べらぼうなどえらい物を持って行って... ……あんな馬鹿べらぼうなどえらい物を持って行っての読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...そんなお馴染があるんなら伴れていらっしゃいよ」「べらぼうめ... そんなお馴染があるんなら伴れていらっしゃいよ」「べらぼうめの読み方
山本周五郎「桑の木物語」

...そんなべらぼうな... そんなべらぼうなの読み方
山本周五郎「泥棒と若殿」

...これはあんまり篦棒（べらぼう）な話で... これはあんまり篦棒な話での読み方
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」

...それにしてもコンナまで篦棒（べらぼう）なものであろうとは... それにしてもコンナまで篦棒なものであろうとはの読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...それは」「べらぼうめ... それは」「べらぼうめの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...そんな箆棒（べらぼう）なチョボイチがあるもんじゃねえ... そんな箆棒なチョボイチがあるもんじゃねえの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」