例文・使い方一覧でみる「ふぶき」の意味
スポンサーリンク...私は吹雪（ふぶき）の底にひたりながら... 
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...吹雪（ふぶき）の間からまっ黒に天までそそり立つ断崕（だんがい）に近寄って行くのを...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...＊大町の盆地をへだてた向こうには籠川入りがふぶきの中で大きな口を黒くあけて待っていた...
石川欣一 「針の木のいけにえ」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...それがおおよそ百年に一遍くらいちょっとした吹雪（ふぶき）があったとすると...
寺田寅彦 「津浪と人間」
...また一しきり烈（はげ）しく北から吹きつくる吹雪（ふぶき）の中を...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また花吹雪（はなふぶき）を一塊（ひとかたま）りなげ込んで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...サッと吹込む一団の吹雪（ふぶき）...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一陣の櫻咲雪（さくらふぶき）のやうに飛び込んだものがあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...濛々とあがる灰吹雪（はひふぶき）の中に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...疾風吹雪（はやちふぶき）となりにしものか...
萩原朔太郎 「短歌」
...吹雪（ふぶき）のようだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...いまにひどいふぶきになりますぜ」「わたしは急いでいるのだ」と親方は答えた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...三界（さんがい）・ふぶき月夜（づくよ）わけの分らない世の中が...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...吹雪（ふぶき）の中に立ちよどんでいた...
吉川英治 「三国志」
...花ふぶきが持ってくる白い斑（ふ）に...
吉川英治 「私本太平記」
...「吹雪（ふぶき）がくる――...
吉川英治 「神州天馬侠」
...桜吹雪（さくらふぶき）のような濃艶（のうえん）さはないが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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