...ばからしいが、行つて来ませう...
太宰治 「お伽草紙」
...ばからしい位です...
太宰治 「風の便り」
...その上、ばからしい、まだつづきがあるんです...
太宰治 「新ハムレット」
...ばからしい...
太宰治 「新ハムレット」
...私が神さまから特に選ばれて重い役目を言いつけられている人間だという自負があったからこそ忍従の生活を黙って続けて来たのですが、いま考えてみると、ばからしい...
太宰治 「新ハムレット」
...お金でも、とれるんでなかったら、小説なんて、ばからしい...
太宰治 「正義と微笑」
...お兄さまだなんてばからしい...
太宰治 「チャンス」
...ばからしい話を聞くが...
太宰治 「チャンス」
...そして人間の場合とこの動物の場合との区別に関する学説などがすべてばからしいどうでもいい事のように思われてならなかった...
寺田寅彦 「子猫」
...西洋の卓上演説がどんなにあくどいものかばからしいものかを承知しない...
寺田寅彦 「路傍の草」
...ばからしいことだったというのではない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...父のこの大怪我(けが)もばからしい強がりから...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...ばからしいほどな...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...ばからしいということを...
林不忘 「あの顔」
...あれが犯人です、ほら」「まあ、ばからしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ばからしいと思わない?」メイが涙ながらに微笑んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...そんなばからしい話はない...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...と」「ばからしい」文観は...
吉川英治 「私本太平記」
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