...のろまのハンスが言いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...蟻達ののろまな牝牛を荒らすところから...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ほんとに汝(おまへ)さんのやうな鈍間(のろま)なんざ...
薄田泣菫 「茶話」
...どう扱(あしら)っても別条ないのろまとでもお考えですかな...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...こののろまのおかげで三十年の学窓生活をつづけて来た...
寺田寅彦 「柿の種」
...為(す)ることは鈍間(のろま)でも...
徳田秋声 「あらくれ」
...さほど野呂間(のろま)にも見えず華美(はで)好きでも吝嗇でもない...
永井荷風 「或夜」
...あっちでもこっちでも野呂松(のろま)人形を操(あやつ)るような真似ばっかり...
中里介山 「大菩薩峠」
...この辺ではのろま清次と言っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...のろま清次の仕事を脅(おびやか)す結果になったとは自ら知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...のろま野郎――勝手口へ廻って...
中里介山 「大菩薩峠」
...時勢に適応するには余りにのろまな・人と交際するには余りに臆病な・一介の貧書生...
中島敦 「狼疾記」
...それは人間と云う足の二本足りない野呂間(のろま)に極(きま)っている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ばかでのろまで、ぼうっとしてるの...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...のろまな足どりで檻から檻へと足を曳(ひ)きずったりしている...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...のろまだなア...
牧野信一 「四郎と口笛」
...これまでのかぼちゃは同じのろまな怠け者でも...
山本周五郎 「季節のない街」
......
若山牧水 「木枯紀行」
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