例文・使い方一覧でみる「のけぞる」の意味

...そしてのけぞるくらいにおどろいた... そしてのけぞるくらいにおどろいたの読み方
海野十三「人造人間エフ氏」

...その血溜りの真ン中へのけぞるように倒れた人は... その血溜りの真ン中へのけぞるように倒れた人はの読み方
大阪圭吉「三狂人」

...それを見るとわっと叫んでのけぞるように身を反（かえ）して逃げだした... それを見るとわっと叫んでのけぞるように身を反して逃げだしたの読み方
田中貢太郎「女の怪異」

...総領女はのけぞる程に驚いたが... 総領女はのけぞる程に驚いたがの読み方
田中貢太郎「白い花赤い茎」

...のけぞるようにして驚いた... のけぞるようにして驚いたの読み方
田中貢太郎「南北の東海道四谷怪談」

...のけぞる拍子に其龕燈をズーツと後へ引きました... のけぞる拍子に其龕燈をズーツと後へ引きましたの読み方
楢崎龍、川田雪山「千里駒後日譚」

...のけぞるやうにして... のけぞるやうにしての読み方
南部修太郎「ハルピンの一夜」

...まっこうに鳩尾（みぞおち）のあたりをやられて、「うむッ」と、のけぞる... まっこうに鳩尾のあたりをやられて、「うむッ」と、のけぞるの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...後ろにのけぞると... 後ろにのけぞるとの読み方
アーネスト・ヘミングウェイ　Ernest Hemingway 石波杏訳　Kyo Ishinami 「老人と海」

...のけぞる侍――一五当身を食って... のけぞる侍――一五当身を食っての読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...のけぞるばかり――「や... のけぞるばかり――「やの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...ひどくのけぞる様な格好でユツクリ歩いて来る人の姿... ひどくのけぞる様な格好でユツクリ歩いて来る人の姿の読み方
三好十郎「おスミの持参金」

...小柄で額を切られてアッとのけぞる... 小柄で額を切られてアッとのけぞるの読み方
山中貞雄「右門捕物帖　三十番手柄　帯解け仏法」

...日本左衛門は思わずのけぞる... 日本左衛門は思わずのけぞるの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...のけぞるばかり駈けつづいた... のけぞるばかり駈けつづいたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...ウームと弓形（ゆみなり）にのけぞる弾（はず）み――行燈の腰へ縋（すが）った共仆（ともだお）れに... ウームと弓形にのけぞる弾み――行燈の腰へ縋った共仆れにの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...のけぞるばかりに気を消した... のけぞるばかりに気を消したの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...『アッ！』と一声、のけぞるような、驚ろきの声を上げると、『芳（よ）っちゃん芳っちゃん、来てよ、へんだわ、へんだわお姉さまが――』と、テントに残っていたお友達に叫んだ...
蘭郁二郎「鱗粉」

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