...とびきりの黒メノウがちりばめてある...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...変装(へんそう)がとびきりじょうずなのです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...さすがのぼくも今までに出会ったこともないとびきりの異常犯罪者だった...
江戸川乱歩 「影男」
...日本人が滅多に手も着けない飛切(とびきり)の上等品を買込むが...
薄田泣菫 「茶話」
......
高見順 「死の淵より」
...ほうり上げた銅貨にだって当ててみせます……とびきりの馬だって持っています...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...その頃はとびきり珍しかったギヤマンの徳利を捧げて艫(とも)から現われました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とびきり立派に仕立てて差しあげましょう...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...とびきり目立つ男ながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...とびきりの驚きだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...朝食に座っているもう一人はとびきりの美女...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...例外なくとびきりの美人だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...とびきりの重要事項であった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...こんなとびきり上等の怖い顔をして俺を睨みつけているなんて...
正岡容 「寄席」
...「まったくですな――なにかとびきりおもしろいものが……」一座は考え込んでしまった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...それならば僕が今度君に無類飛切(とびきり)という鶏の肉を御馳走しよう...
村井弦斎 「食道楽」
...そいつはとびきりへちまの木だ」「おめえときどきそれを云うが...
山本周五郎 「へちまの木」
...無類飛切(とびきり)というフォックス・テリヤのお手本みたような仔犬を一匹持って来て令嬢に与えた...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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