例文・使い方一覧でみる「とつおいつ」の意味
スポンサーリンク...とつおいつする折しも... 
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...とつおいつ、頭を風車（かざぐるま）の様に急がしく働かせて、咄嗟の手段を考えている内に、五秒十秒と時がたった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...とつおいつ考え続けて...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...とつおいつ苦慮しながらも一日延ばしに延ばしていたのであったが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...小さな胸にとつおいつ考えあぐみながら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...とつおいつしている...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...それをとつおいつ考えてみる...
中里介山 「大菩薩峠」
...とつおいつと思案に暮れました...
中里介山 「大菩薩峠」
...とつおいつ物思いに沈んだ挙句...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...とつおいつそんなことを考えながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...裁判所長の家を出たチチコフが、道々、所長はいったい何を思っているのだろう、彼のいった言葉にはどんな意味があるのだろうと、とつおいつ、その真意を明らかにしようと躍起になって考えてみたが、結局、何一つ了解することが出来なかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...とつおいつ空しき思いをめぐらしながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...鍛冶屋の言ひおいて行つた変な言葉にとつおいつ心を悩まして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...私がそんな考えをとつおいつし出していたところへ...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...私は腕をこまねいてとつおいつなる長太息を洩らさずには居られなかつた...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...どうも幾らとつおいつ考えて見ても...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ああどうしたらいいだろう――とつおいつ悶ゆる目先に...
正岡容 「小説 圓朝」
...とつおいつする癖に...
森鴎外 「雁」
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