...てんでんの音をたててさしも沈んだ病身ものの胸をときめかせる...
中勘助 「銀の匙」
...胸をときめかせるものだったのであろう...
野村胡堂 「胡堂百話」
...妙子よりも隆吉はその贈物に心をときめかせるありさまで...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...夢に見ることもないような感情に胸をときめかせることがあるものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...たしかに今ごろは胸をときめかせるような歓楽の街に皆がいるのに...
横光利一 「旅愁」
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