例文・使い方一覧でみる「ちびた」の意味
スポンサーリンク...ちびた下駄ばきで... 
犬田卯 「橋の上」
...すぱすぱすぱすぱと大胆に走りまして少しも渋滞したりちびたりするところなく...
上村松園 「昔尊く」
...ちびたサンダルげたが足もとにころがっていた...
江戸川乱歩 「影男」
...外をちびた下駄を引き摺つたやうな足音が通つた...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...シベリヤを」ちびた下駄をズーズーひきずっている女給仕に言った...
高見順 「如何なる星の下に」
...そこに赤い鼻緒の古い女下駄と丸万のらしいちびた下駄があった...
高見順 「いやな感じ」
...齒のちびたるばかり五十三年になりぬ...
太宰治 「金錢の話」
...ちびた下駄をはき...
太宰治 「服装に就いて」
...ちびた下駄をはいて...
太宰治 「服装に就いて」
...ちびた駒下駄に泥があがつて歩けないので...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...紺絣（こんがすり）の筒っぽに、ちびた下駄...
中谷宇吉郎 「おにぎりの味」
...素足にちびた下駄...
西村陽吉 「夕がたの人々」
...ちびた袷をずっこけに着流し...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ちびた鬣（たてがみ）は丁寧に梳かれ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ちびた細筆で不足の絵具でカスカスにかかれているスケッチを見た感じでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...よくみるとちびた赤鉛筆を掌のなかに握りこんで...
山川方夫 「演技の果て」
...ちびた下駄をぬいであがった...
山本周五郎 「季節のない街」
...――小屋から出た彼はちびた下駄をはき...
山本周五郎 「季節のない街」
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