...ざまあみろというんだ...
海野十三 「爆薬の花籠」
...ざまあみろ...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...ワハハハハ……、ざまあみろ...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...ヘヘヘヽヽヽヽ、ざまあみろ...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...「ワハハハハ……、ざまあみろ...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...ざまあみろ! 銀三十で...
太宰治 「駈込み訴え」
...「ざまあみろ...
寺田寅彦 「柿の種」
...それから顔を見合ったが……ざまあみろ……微笑が凍りついていた...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...(ざまあみろ...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...こんなくらいで――ざまあみろ、ざまを)庄吉は腕を斬った調所へ、ざまあみろ、と罵ってみたが、何んだか、それは、自分へも罵っているように思えた...
直木三十五 「南国太平記」
...(女なんかに惚れゃあがって、大事な腕を斬られて、ざまあみろ...
直木三十五 「南国太平記」
...ざまあみろ、そういう手癖のわるいやつは殺されるのがあたりまえだと、はるかM橋の欄干からX街の屍体をむちうったが、こうなると、万年ペンから足がついておれが「その夜の男」にならぬともかぎらぬ...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...――ざまあみろ、有るじゃないか...
山本周五郎 「七日七夜」
...――こんなに温たかい世間が、こんなに善い人たちが、ちゃんと此処にあるじゃないか、ざまあみろ...
山本周五郎 「七日七夜」
...――ざまあみろ、この卑しい虫けら共...
山本周五郎 「七日七夜」
...そして、ほとんど半死半生のすがたになった彼を、萱原(かやはら)の枯れ木の幹に賊たちは縛(くく)りつけて、やがて、範宴の身も、朝麿の身も、同様に、うしろ手に縛(いま)しめて、「ざまあみろ、いらざる腕立てをしやがって」と、凱歌(がいか)をあげた...
吉川英治 「親鸞」
...二階へ逃げ上りゃがった』『ざまあみろ』物凄(ものすご)い爆笑(ばくしょう)が...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
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