例文・使い方一覧でみる「さんざん」の意味
スポンサーリンク...そんな事いってさんざん淫奔（いたずら）をさせろ」すぐそういうのだからどうしようもない... 
伊藤左千夫 「春の潮」
...さんざんに肘（ひじ）を張って見たり...
岩野泡鳴 「耽溺」
...一座を率（ひき）いる丸木花作（まるきはなさく）と鴨川布助（かもがわぬのすけ）とが散々（さんざん）観客を笑わせて置いて...
海野十三 「間諜座事件」
...二十面相がさんざんあざけりのことばをなげかけておいて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...さんざんお詫（わび）をいったのだから...
ソログーブ・フョードル 米川正夫訳 「身体検査」
...さんざんに殴られた...
太宰治 「酒ぎらい」
...――「くん・くん・くん……」七 さんざんな初舞台ある日の夕がた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...それから散々（さんざん）玩具にした揚句（あげく）に...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...さんざん苦労もしたし...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...さんざんわたしをいじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その着物類をさんざんに取りまとめて...
中里介山 「大菩薩峠」
...さんざんによきピクニックを楽しんで...
中里介山 「大菩薩峠」
...村子 （歯をむいて）さんざん...
三好十郎 「胎内」
...王は彼らにさんざん言わせておいてから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さんざんな態（てい）になって逃げ乱れてきた...
吉川英治 「三国志」
...さんざんに質（ただ）してみたが...
吉川英治 「私本太平記」
...足利もさんざんな敗相（はいそう）だったが...
吉川英治 「私本太平記」
...さっき散々（さんざん）...
吉川英治 「新・水滸伝」
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