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「灰燼に帰す」の読み方・意味・英語

「灰燼に帰す」という慣用句があります。
どういう場面で使うのでしょうか。
読み方、意味、類語と英語表現をご紹介します。

灰燼帰す」の読み方は「かいじんにきす」です。

「灰燼」とは
読み方:かいじん
意味:焼けつきた灰、燃え殻、焼けて跡形もないこと

「帰す」とは
読み方:きす
意味:元の状態へ戻る、最後に行きつくところ

「灰燼に帰す」とは
意味:燃えて完全に跡形もなくなった状態のこと

使い方・例文:「町は爆撃で灰燼に帰した」

英語では「be reduced to ashes」

類語:
灰殻(はいがら)
焦土と化す(意味:焼野原になる)
烏有に帰す(意味:火災で丸焼けになる)
木端微塵

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「わきあいあい」を漢字で書くと?

和やかな気分が満ちている様子をいう意味の四字熟語

「わきあいあい」を漢字で書くと何でしょうか?

答え・・・

和気靄靄」「和気藹藹」です

意味:和やかな気分が満ちている様子

靄靄」(あいあい)の意味:は雲や(もや)がたなびく様子。

「靄」は「もや」とも読みます。

藹藹」の意味:草木が茂っている様子、多くて盛ん、穏やか。

類義語:和気靄然(わきあいぜん)、和楽(わらく)、アットホーム

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「怠げ」の読み方・例文

怠げ」とは何と読むでしょうか?

答え…
読み方:だるげ

怠げの意味は?
体を動かすことが億劫であること。
気怠い怠いと同じ意味で使われます。

また「懈げ」も表記できますが、「怠」が一般的に使われます。

「懈」「怠」を合わせた言葉に「懈怠」があります。仏教用語でもあり、なまけおこたることを言います。

類義語: 懶い物憂い億劫

ちなみに英語では「lazy

では、「ひたすら」を漢字にすると何でしょうか?

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「追及」「追求」「追究」の意味・類語と使い方

「追及」「追求」「追究」はどれも「ついきゅう」と読みますが、その意味と使い方は違います。それぞれの類語と合わせてご紹介します。

追及」とは
意味:相手を追い詰め攻め立てる
類語:詰問尋問吟味
使い方・例文:「余罪を追及する」「責任の所在を追及する」

追求」とは 
意味:目的を達成するために追い求める
類義語:探し求める、突き詰めるなど
使い方・例文:「軽さを追求し作られたシューズ」「利益を追求する」     

ポジティブなものを追い求める場合に使われることが多いです。

追究」とは 
意味:不明なものを調べ明らかにすること
類語:研究研鑽究明
使い方・例文:「美の追求」「学問を追究する」

ちなみに「追窮」は「追究」と同じです。

では、「拡張」「拡大」「拡充」の違いはなんでしょうか?

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「漸く」は「しばらく」ではなく「ようやく」意味と使い方・類語

漸く」の読み方:「ようやく」
「しばらく」と読み間違えやすいですが、
「しばらく」は「暫く」です。

「漸く」の意味:なかなか実現しなかったことが、やっと実現すること

「漸く」の使い方・例文:
車は事故渋滞で動かなかったが、漸く動き出した。
結婚式で、部長の長いスピーチが漸く終わった。
漸く一人前になりました。

「漸く」の類義語:やっと、ついに、とうとう

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「一段落」は「ひとだんらく」?「いちだんらく」?意味と類語

一段落とは

読み方:いちだんらく
意味:一つの段落、ひとくぎり。
ものごとがひとくぎりしてかたづくということ。
類義語:区切る、落ち着く、節目など

「ひとだんらく」と読むのは間違いなのですが
「ひとだんらく」と言っている場面も多くあります。
それはなぜでしょう?
「一仕事(ひとしごと)」
「一芝居(ひとしばい)」
「一安心(ひとあんしん)」
「一工夫(ひとくふう)」など
「一」を「ひと」と読む言葉が多いこと、
類義語の「区切り」に「一」をつけ「一区切り(ひとくぎり)」と読むことも関係があるとみられています。
また、話し言葉では「ひとだんらく」ということが、必ずしも間違いではないというふうに変わってきているようです。

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奏功、奏効、成功、成就の違いは?

あまり日常で使うことが少ない言葉「奏功」。その意味と、類義語との違いをご紹介いたします。

奏功(そうこう)とは「功を奏す」と同じ意味の熟語です。

もともと「奏」は「奏上(そうじょう):天皇に申し上げる」、「成し遂げる」という意味をもっています。
そして「功」は「手柄」、「功績」の意味なので、
「天皇に功績を報告する」という意味になり、そこから転じて、「目標どおりに成し遂げること」という意味で使われるようになりました。

奏効(そうこう)とは、「効き目があらわれること」という意味で、医学、医療の場面で使われる言葉です。
「効」は「効き目、効果」とうい意味をもっているためです。

成功(せいこう)とは、「功を成す」という意味で、
「うまくいく」という意味で使われます。

*奏功と成功の違い*
奏功は「目標のための作戦、手段がうまくいき、成果がでること」で、
成功は「全体的にうまくいくこと」です。

成就(じょうじゅ)とは、「願いが叶うこと」という意味です。
*奏功と成就の違い*
奏功は「功績、結果が出る」という場面で使いますが、
成就は「願い、望みが叶う」といった場面で使います。

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今さら聞けない「忖度」の意味、使い方、類義語、反対語

忖度(そんたく)」という言葉、2017年の流行語大賞にもなりましたが、その意味と使い方は?ときかれると、即答できないことも。今回は「忖度」の意味と使い方を、簡単に確認したいと思います。

「忖度」とは

「相手の気持ちを推し量ること」であり、相手に対する思いやりを表す言葉です。
相手の求めているものは何か、どう思っているのかを察し、予測する、日本の文化ともいえる言葉です。

しかし最近は、目上の人の気持ちを推測し、配慮するという意味で使われることが多くなり、
「言われたわけではないが、上司がきっと望んでいるであろうことをする」というイメージをもっている人も多いと思います。

「忖度」の使い方例文
本来「忖度」は文章で使われ、口頭では使うことがあまりない言葉ですが、ビジネスや日常生活の場面で使うとしたら・・・

・お客様の気持ちを忖度し、新しい提案をする。
・親の思いを忖度し、帰宅時間を早めた。
・私は和食より洋食が好みだが、友人の好みを忖度し、ランチは和食にした。
・彼の気持ちは忖度しかねる

「忖度」の類義語
少しニュアンスが変わりますが、置き換えできる語をいくつかご紹介します。

推測(すいそく):今ある情報をもとに推量すること。
憶測(おくそく):自分で勝手に推測すること。
推察(すいさつ):他人の心中を想像し理解すること。
推考(すいこう):物事の道理や事情などを推測して考えること。
斟酌(しんしゃく):相手の事情や心情をくみとること。
顧慮(こりょ):気を使いあれこれ考え心をくばること。
慮る(おもんぱかる):じっくり考え、思いめぐらすこと。

「忖度」の反対語

惻隠の情(そくいんのじょう):他人に同情する、かわいそう、不憫(ふびん)など哀れにおもう気持ちのこと。

「惻隠」とは、相手を自分の下とみて思う言葉で、
「忖度」は、相手を上にみて、推し量る言葉ということですね。

ちなみに「慮る」は、「おもんぱかる」と読みますが、「おもひ(い)はかる」が転じた言い方です。「おもんばかる」ともいいます。