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「客員」の読み方は「きゃくいん」?「かくいん」?

読み間違えやすい漢字「客員」は何と読むでしょうか?

客員とは?
読み方:かくいん
意味:会社や組織の正式の会員、社員などではく客分として優遇される人
英語では「guest member

では、客員教授とは?
読み方:かくいんきょうじゅ、きゃくいんきょうじゅ
意味:大学や研究室の非常勤の外部の教員で、教授に相当する待遇を受ける人
英語では「guest lecturer」「guest teacher

本来「客員」は「かくいん」と読みますが、
「きゃくいん」という読み方も一般化しています。(慣用読み)

では、「依存心」の読み方は「いぞんしん」ではない?

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「堪能」の本当の読み方は「たんのう」ではない?

十分に満足することや、才能に優れその道につうじている「堪能」は、「たんのう」と言っていますが実は本来の読み方ではありません。

本来の読み方は「かんのう」と読みます。
堪能(かんのう)の語源は、仏教用語、耐え忍ぶ能力という意味、「堪」は「かん」と読みます。
英語では「proficient」「patience

堪能(たんのう)の語源は、満足する意味の「足んぬ(たんぬ)」が変化した語、「堪能」は当て字で使われようになりました。
英語では「satisfaction
これが「堪能(かんのう)」と混同され、仏教語由来の「堪能(かんのう)」も「たんのう」と読むようになったといわれています(慣用読み)。

「堪能」は「かんのう」と「たんのう」で本来は少し意味が違いますが、
現在は慣用読みの「たんのう」が一般的ですね。

では他の慣用読みについて「消耗」の本来の読み方は「しょうもう」ではない?

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「捏造」の本当の読み方は「ねつぞう」ではない?

実際にはないものを事実のように偽り作り上げる意味の「捏造」「ねつぞう」と言っていますが、実は本来の読み方ではありません。

本来の読み方は「でつぞう」です。
「捏」の読み方は「捏ち上げ(でっちあげ)」の語源で「でつ」と読みます。

「ねつぞう」は間違い?
いいえ。現在は「でつぞう」が一般化したものです。

本来とは違う誤読みが、定着した読み方を「慣用読み」といい、 「捏造」もその一例といえます。

ちなみに英語では「forgery 」「lying」です。

では「貼付」の読み方は「ちょうふ?てんぷ?」どっちでしょうか?

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「緒」一字では何と読む?意味

一緒」や「下駄の鼻緒」で使う「緒」
一文字で「しょ」「お」以外の読み方は何でしょうか?

答え・・・

「いとぐち」です。

「いとぐち」は「」の他に「糸口」とも表記されます。

意味:きっかけ、手掛かり、束ねた糸の端

使い方・例文:「話の緒がつかめない」「問題解決の緒がみつかった」

類語:端緒
端緒」は「たんしょ」と読みます。
ちなみに「たんちょ」と読むこともありますが本来は誤りですが、慣用的に使われた読み方です。

では、「依存心」の読み方は「いぞんしん」?

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「拮抗」と「頡頏」とは?

「拮抗」と「頡頏」とは?

「拮抗」とは?
読み方:きっこう
「拮抗」は実は「けっこう」と読み「きっこう」は慣用読みです。
意味:力がほぼ同じもの同士が張り合うこと
」は常用外漢字のため、ニュースなどでは「きっ抗」とひらがな表記されます。

頡頏」とは?
読み方:けっこう、きっこう
意味:鳥が飛び上がったり、飛び降りたりすること。
「頡」は飛び上がる、「頏」は飛び降りることを表しています。
「拮抗」と同意で、勢力が同じくらいの力で張り合うこと。

では、きっ抗と同じ慣用読みの一つ「消耗」の本当の読み方は?

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「既存」の正しい読み方は「きぞん」?「きそん」?

既存」とは
意味:既にある、存在していること
読み方:きそん
ですが、「きぞん」という読み方もよく耳にします。
これは間違いなのでしょうか?

「既存」の本来の読み方は「きそん」ですが、
「きぞん」も多くの人が使うようになり一般化してきています。
そのため本来の読み方ではない「きぞん」も現在では認められるようになりました。
また、「既存」と同じように、
依存」は「いそん・いぞん」
共存」は「きょうそん・きょうぞん」
現存」は「げんそん・げんぞん」というようになりました。
このような読み方の変化したものを「慣用読み」といいます。

では、「貼付」の読み方は「ちょうふ」?「てんぷ」?

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「依存心」の読み方「いぞんしん」は間違い?

依存心」とは
意味:人に頼る気持ちのこと
読み方:いぞんしん?
「いぞんしん」と読んでいるのを多くききますが、
本来の読み方は「いそんしん」です。

「存」は「そん、ぞん」と読みますが、実は読み分けがされていました。
共存」「残存」「併存」など「存在」を表す言葉は「そん」
異存」「存外」など「考え」を表す言葉は「ぞん」
しかし最近はこの読み分けはなくなってきて、
「依存」を「いぞん」と読むようになってきました。
言葉は変化し続けるため、本来の読み方とは違う読み方が一般的になってくることがあります。(慣用読み)
「依存」を「いぞん」と読むことも一般的となってきましたが、本来は「いそん」だということを知っておきたいですね。

他にもある慣用読み「重複」は何と読むでしょうか?

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「消耗」の本当の読み方は「しょうもう」ではない?

消耗品消耗が激しいなど
使って減らす、使って減る意味の「消耗
多くは「しょうもう」と読んでいますが、
これは慣用読みであり、本来の読み方ではありません。

本来の読み方は「しょうこう」です。
消耗の「」は漢音で「こう」と読みます。

「しょうもう」は間違い?
いいえ。現在は「しょうもう」が一般化したものです。
本来とは違う誤読みが、定着した読み方を「慣用読み」といい、 「消耗」もその一例といえます。

他の慣用読みについては→こちら

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「重複」は「じゅうふく」「ちょうふく」?正しい読み方と意味

重複」は「じゅうふく」と「ちょうふく」、どちらの読み方が正しいのでしょうか?

「重複」の意味:同じ物事が二つ以上重なること

重複の「重」は「じゅう」と「ちょう」と読み、
「ちょう」は漢音、「じゅう」は呉音です。
本来は「ちょうふく」と読みます。

しかし、現在は「じゅうふく」と読む人が多くなりました。これは辞書にも掲載され、認められるようになった
「慣用読み」の読み方なのです。

「重複」を「じゅふく」と読んだ場合も、言葉の意味は変わりません。しかし色々な場面で使う時、もとは「ちょうふく」と読むとういうことは覚えておきたいですね。

この様な「慣用読み」の例はほかにもあります。→こちら

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ちょうふ?てんぷ?「貼付」の読み方正しいのはどっち?

ちょうふ?てんぷ?「貼付」の読み方正しいのはどっち?

正解は、どちらも正しいです。

もともと「貼付」は、「ちょうふ」と読み方ですが、
「てんぷ」と読む人が多く、それが定着しました。
そして現在では辞書にも掲載され認められるようになった
慣用読み」という読み方なのです。

この様な「慣用読み」として認められた例は

出生
読み方:しゅっしょう、慣用読み:しゅっせい

重複
読み方:ちょうふく、慣用読み:じゅうふく

早急
読み方:そうきゅう、慣用読み:さっきゅう

相殺
読み方:そうさい、慣用読み:そうさつ

固執
読み方:こしつ、慣用読み:こしゅう

あなたはどちらで使っていたでしょうか?本来の読み方から、慣用読みへその途中の言葉はまだまだありそうですね。