万 億 兆 京 垓 その先は?

日本のお金の単位は、4桁ごとに変わります。

万、億、兆・・・

(まん) 10,000(0が4)

(おく) 100,000,000(0が8)

(ちょう)1,000,000,000,000(0が12)

(けい) 0が16

(がい) 0が20

(じょ) 0が24

(じょう)0が28

(こう) 0が32

(かん) 0が36

(せい) 0が40

(さい) 0が44

(ごく) 0が48

恒河沙(ごうがしゃ)0が52

阿僧祇(あそうぎ) 0が56

那由他(なゆた)  0が60

不可思議(ふかしぎ)0が64

無量大数(むりょうたいすう)0が68です。

普段使われる単位は兆くらいまでなので、そうそうお目にかかることはないのですが。
0が52(10の52乗)から単位が少し変わっています。
「恒河沙」とは何でしょう?
これは仏教用語で、「恒河」はサンスクリット語でガンジス川を意味し、ガンジス川の無数の砂という意味になるそうです。
では「那由他」は?
これも仏教用語からきており、「極めて大きな数量」という意味のサンスクリット語が由来だそうです。
「不可思議」もそうなると仏教用語が由来してして、考えもできないほど大きな数という意味です。
そして最後の「無量大数」ですが、こちらも仏教用語で、漢字文化圏において名前がついている最大の単位となります。
しかし日常では京以上の単位は、10の何乗の様に指数表記されるため、これら呼び名を使うことは稀ですが、恒河沙なんて、素敵なネーミングだと思うので使ってみたいですね。

一より小さい数、万 億 兆 京の逆は?⇒こちら

台風の語源と由来

中国では昔、四方からくる風を「颶風(ぐふう)」といい、日本でも熱帯低気圧を、江戸時代には颶風と呼び、熱帯颶風などと言っていたそです。

明治の初めにはタイフーン、大風とも表していたのですが、明治末頃、当時中央気象台長の岡田武松によって「颱風(たいふう)」と呼ぶようになり、1956年に「台風」に代わりました。

しかしその「タイフーン」はどこから入ってきた言葉なのか?その由来は諸説あるようなのですが、

一つは、台湾、中国で、激しい風のことを外国からの風のとして大風(ターイフォン)といっていたことからという説。や台湾付近でおきた風を「颱風」と言っていた説。

もう一つは、アラビア語の嵐を意味する「tufan」が「颱風」になった説。

そしてもう一つが、ギリシャ神話の怪物を意味するテューポーン「Typhon」から「颱風」になった説。

あと沖縄(琉球)の気象学者蔡温(さいおん)が作った造語説もあり、沖縄の方言では「カジフチ(風吹き)」や「テーフー(台風)」というらしいです。

はっきりとした由来は分かりませんが、国が違っても同じ様な言葉、発音で使われているのは興味深いですね。

目と眼と瞳の使い分け

」と「」、どちらも「め」ですが、違いは何でしょうか。
一般的に「め」を漢字にすると、「目」がよく使われます。
「目」は眼球(まぶた)、目尻を含めて使うこともあります。
そして「眼」は「まなこ」ともいい、もともとは「」を表していました。
医学的には「まなこ」は、「眼球」といい、専門用語では「眼」が使われます。
また「瞳」はというと、眼球の中の黒目のこと(瞳孔)を指しています。

表現の範囲からみると、

「目」を使った表現は、とても広い範囲で使われています。

例えば、「台風の目」、「網の目」、「木目」、「お目が高い」

「眼」は眼科、眼鏡などの専門的な表現や、「慧眼、千里眼」など見る行為について使われます。

「瞳」は「瞳を閉じて」や「つぶらな瞳」の様な、目線や目の表現として使うこともあります。

ちなみに目の色は、青や緑、茶色など、人によって異なりますが、瞳(瞳孔)はどんな人でも黒色なんだとか。

バラ、薔薇、肋?

今回は美味しいお肉のお話です。
スーパーで見かける肉の表示「バラ肉、小間切れ(細切れ)、切り落とし」
この違いはどこにあるのでしょう。
お肉好き、料理好きの方なら、既にご存じの方も多いかもしれませんね。

先ず「バラ肉」⇒漢字だと「肋肉

あばら骨(肋骨)周辺の肉のことを指します。
赤身脂身と三層になっているので、「三枚肉(さんまいにく)」ともいいます。
そしてあばら骨付きは、「スペアリブ」と呼ばれます。
バラ肉のバラは、あばらの「あ」がとれたことに由来するのですね。

次に「小間切れ細切れ」ですが、どちらも「こまぎれ」です。
たいてい乱雑にトレーにパックされていますが、ロースやバラなどを整形するときに出る切れ端です。なので大きさが不揃いだったり、部位も色々入っています。

そして「切り落とし」ですが、こちらは特定の部位の切れ端を集めたものです。
なので、こま切れと違い「豚肩切り落とし」「豚もも切り落とし」等と、部位ごとにパックされています。

ちなみに薔薇肉というものもにはあるようで、ローストビーフや生ハムなどで模した薔薇だそうです。まさに美味(美しい味)肉ですね!

壁ちょろって?

 

イモリとヤモリの違いをご存じでしょうか。
漢字にすると、いもり⇒「井守」とヤモリ⇒「家守守宮

イモリは井戸のような湿った場所、水中に生息する両生類
ヤモリは人家や壁など陸で生活をする爬虫類です。

またイモリは腹が赤く、毒を持ち、ヤモリに毒はありません。

イモリは井戸の中にいる害虫を食べ守る「井守」、
ヤモリは家の害虫などを食べ守るとされ「家守」と言うとようです。

そして「かべちょろ」ってご存じですか?

九州地方特有(方言)のトカゲ、ヤモリ等の呼び名らしいです。壁をちょろちょろ這うから「ちょろ」かわいいですね。

 

 

「鰐」に「梨」でアボカド、では「彌猴」に「桃」は?

様々なフルーツが店頭に並んでいますが、特に秋になると種類が豊になりますね。
でもそのフルーツ、果物は、カタカナで表記されているものがほとんど。
普段目にするフルーツを漢字表記したらどうなるのか、今回は果物の名前についてご紹介いたします。

先ずはアボカド⇒鰐梨(わになし)

和名を鰐梨(わになし)といい、その表皮がの皮に似ていることが由来とされているとか。

カシス⇒黒酸塊(くろすぐり)

和名を黒酸塊(くろすぐり)といい、「カシス」は仏名。

オレンジ⇒甘橙(あまだいだい)

果実を表す「」が、甘い果実の意味で「甘橙」と呼ばれるようになったのですね。

パイナップル⇒凰梨(ほうり)

和名を凰梨(ほうり)といい、パイナップルは英語で、形がpine(松ぼっくり)で、味はapple(林檎)が由来らしいのですが、中国語の漢字で日本に入り、今に至るとか。

キウイ⇒彌猴桃(びこうとう)、鬼木天蓼(おにまたたび)、支那猿梨(しなさるなし)

キウイは、もとは中国原産の果樹で、ニュージーランドに持ち込まれ改良されたものだとか。「彌猴」はアカゲザルを指し、猿が好んで食べる果実だったことに由来しているとか。

フルーツの和名は、馴染みがないものも、由来を知ると納得ですね。

ニュージーランドは新西蘭、ウェールズは威勒士、ではサモアは?

ラグビーワールドカッップ2019に因んで、出場国を漢字で表してみました。

アイルランド⇒愛蘭愛蘭土
スコットランド⇒蘇格蘭
ロシア⇒露西亜
サモア⇒薩摩亜
ニュージーランド⇒新西蘭新西伊蘭土
南アフリカ⇒南阿弗利加
イタリア⇒伊太利伊太利亜
ナミビア⇒納米比亜
カナダ⇒加奈陀加那陀
イングランド⇒英倫英蘭
フランス⇒仏蘭西
アルゼンチン⇒亜爾然丁
アメリカ⇒亜米利加
トンガ⇒湯加
オーストラリア⇒濠太剌利
ウェールズ⇒威勒士
ジョージア⇒具琉耳喬治亜
フィジー⇒斐済
ウルグアイ⇒烏拉圭

外国の国名の漢字表記は、同音、類似音を持つ漢字を当てる場合がほとんどですが、象牙海岸(コートジボアール)の様に、意訳した漢字を当てることもあるそうです。また、表記した漢字のイメージが悪いなど、その国から抗議があった場合は、その漢字を変えることもあるようで、ロシアの露が、過去に「魯」から現在の「露」へ変更したのもそういった理由があったとか。

なぜその字を当てたのか、その国の一部を想像できて興味深いですね。

スポーツを漢字で表すと・・・

スポーツの秋、ラグビー、バレーボール、サッカーなど、様々なワールドカップ、世界大会など開催されます。

普段カタカナで表記されている競技は、漢字にするとどうなるでしょう。

サッカーは? ⇒蹴球(しゅうきゅう)
テニスは? ⇒庭球(ていきゅう)

ラグビーは?⇒闘球(とうきゅう)

バレーボールは? ⇒排球(はいきゅう)

バドミントンは? ⇒毛球(もうきゅう)、羽球(うきゅう

ハンドボールは? ⇒送球(そうきゅう)

アメリカンフットボールは? ⇒鎧球(がいきゅう)

ボクシングは? ⇒拳闘(けんとう)

バスケットボールは? ⇒籠球(ろうきゅう)

では、避球(ひきゅう)は何の競技でしょうか?

答えはドッジボールです。

漢字を見ると、その競技の様子が想像できると思いませんか?

名字が日付?~漢数字の名前の読み方~

漢数字の名前の読み方」にも登場しましたが、
今回は、日付が名字の読み方をご紹介いたします。
皆さんは、どれくらいご存じでしょうか。

元日田」と書いて、「もとひだ」

四月一日四月朔日」と書いて、「わたぬき、つぼみ」

この由来は、暖かい季節になって綿入れの着物から綿を抜いていたからだとか。

五月七日」と書いて、「つゆり」

「つゆり」は「栗花落」とも書くのですが、由来としては、栗の花が落ちるころに梅雨入りするという説や、昔話からの説などがある様です。

「六月一日、六月朔日」と書いて、「うりはり、むりはり、くさか」
八月一日八月朔日」と書いて、「はっさく、やふみ、ほずみ、ほそみ、ほづみ」

「はっさく」は「八朔」の読みで、「ほづみ」は稲の新穂を摘む「穂積」ことが由来だとか。

八月一日宮」と書いて、「ほずのみや」

八月十五日」と書いて、「あきなか」

「あきなか」の由来は、旧暦の中秋から。

さらに、そこから満月を表す「十五月」を「もちづき」と読んだりもするそうです。

十一月二十九日」は、「つめづめ」

十二月一日」は「十二月田」とも書き、「しはすだ」

十二月晦日」は、「ひづめ、ひなし」

一年の一日が名字だと、その方の誕生日と名字が同じ、という確率はどれほどでしょうね。

また漢数字の名前の読み方をご紹介する予定です。

お楽しみに。

卵と玉子どっち?

「たまご」を漢字で書くと「」と「玉子」ですが、その違いは何でしょうか?

一般的には、「卵」は、生物学的な意味とし使われ、

「玉子」は、食材として使われています。

食用のたまごは、鶏のたまごが主なので、

カエルや、魚、虫のたまごは「玉子」ではなく「卵」となります。

また「医者のたまご」の様な表現は、たまごから孵化して大きく成長する比喩なので、「医者の卵」となり、「医者の玉子」とはならないのですね。

ちなにみ、「卵」の古名は、「殻の子(かひのこ)」といいます。

そして「かいこ」「かいご」と変化し呼ばれるのですが、「(かいこ)」と混同するため、「玉の子」と呼ばれるようになったらしいのです。これが「玉子」の由来とされている様です。

その「玉子」は、鳥類の殻に包まれた丸い玉を指していていたので、「玉子」=「鳥のたまご」となったとか。