通知、通達、通告、告知の違いとは?

通知、通達、通告、告知の違い、使い分けをご紹介いたします。

通知(つうち)」必要な物事を関係者に知らせること。
基本的に強制力はなく、前もって知らせる意味。
使い方:結婚披露式の通知、合格の通知

通達(つうたつ)」上の立場の者から、下の立場の者に出す命令。
基本的に従わなくてはならない、強制力のあるお知らせという意味。
使い方:人事通達

通告(つうこく)」特定の相手に文書などで公的に知らせる場合にいう、「通知」より一方的、命令的意味合いが強い。
使い方:納税期限の通告

告知(こくち)」一定の意思、または事実を通知すること、教えること。「通告」が文書で知らせることに対し、「告知」は告げて知らせる。
使い方:癌(がん)の告知

いかがだったでしょうか。
並べてみると、言葉の違いや使い方、意味がはっきりしますね。

2019年10月台風19号の名前は「ハギビス」

台風の名前はどのように決まるのでしょうか。
ハリケーンに人名がついているのは、よく知られていますが、台風に名前はあるのでしょうか?
毎年台風〇号と、数字で呼ばれています。
(毎年1月1日以後早く発生した順番に〇号と数字がつきます。)
実は数字ではない名前があるのです。
その名前とは?

日本を含む14カ国が加盟する「台風委員会」が、台風の発生順に予め決めた140の名前を当てています。1から順に140番目の名前を使い終わると、また1から順に繰り返し当ててられます。ただし、大きな災害をもたらした台風の名前は、それ以降使わないようにすることもあります。
年間の台風発生率は25~26個なので約5年で入れ替わる計算ですね。

それでは、2019年10月の台風19号は?
「ハギビス」(すばやいという意味)フィリピンが提案した名前です。
また2019年9月の台風15号は?ラオスが提案した「ファクサイ」女性の名前です。

140の台風の名前は、人名であったり星座や生き物の名前だったり「プリン」「夕焼け」の意味だったり様々です。

激甚災害の「激甚」の意味とは

激甚災害の「激甚(げきじん)」とは、はなはだしいこと。非常に激しいこと。普通の状態をはるかに超えた状態のことをいいます。
なので激甚災害とは、非常に激しいく著しい被害を及ぼした災害という意味になるのですね。

この激甚災害の指定は、「本激(激甚災害)」と「局激(局地的激甚災害)」の二種類があります。「本激」とは、地域指定がなく、広範囲に被害を及ぼす災害そのものに対して指定されます。一方「局激」は、市町村単位の局地的な被害に適用されます。そして、本激、局激の両方を指定されることもあります(例、2015年9月の関東・東北豪雨など)。

激甚災害の指定は、1999年以降ほぼ毎年行われています。それを考えると、いかに災害が特別なものではなく、いつでも起こり得るのだと痛切に感じますね。

「千曲川(信濃川)」と「ぶつぶつ川」

日本には川はどれくらいあるのでしょう?
その数 35,474本(平成30年現在)
内訳:一級河川 14,066本
二級河川   7,081本
準用河川 14,327本
川というと、河川法上の「一級河川」「二級河川」のほか、市町村長が指定した「準用河川」を指します。それ以外にも「普通河川」もありますが、河川法上は含みません。

では、日本で一番長い川はどこでしょうか?
長野県から新潟県の日本海へ注ぐ信濃川(しなのがわ)全長367キロメートルです。
上流の長野県では千曲川(ちくまがわ)と呼ばれており、犀川(さいがわ)と合流し、県境で信濃川と名を変えます。千曲川の区間は全長 214キロメートルと、実は信濃川よりも長いのです。ただし河川法上、千曲川を含めた信濃川水系の本流を信濃川と規定しているため、信濃川が最長の川とされます。

ちなみに日本で一番短い川はこでしょう?
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町(わかやまけんひがしむろぐんなちかつうらちょう)を流れる「ぶつぶつ川」全長13.5メートルです。
その名の由来は、空気の泡がぶつぶつと出てくる様子からだとか。水源は湧き水だそうですが、なかなか面白いネーミングですね。

氾濫、冠水、浸水、越水の違いは?

自然災害が起こった時、様々な用語を耳にします。
しかし耳慣れない言葉、専門的でわからない用語だったりすることも。
今回は、水害が起こった時によく使われる用語について、ご紹介いたします。

越水(えっすい)」とは
これは堤防のある川の水が、堤防を越えてあふれ出ること。
堤防がない川の水があふれ出るのは、「溢水(いっすい)」という。

冠水(かんすい)」とは
洪水や豪雨などで田畑や道路などが水に浸かること。
浸水(しんすい)」とは
住宅などが水につかること。

氾濫(はんらん)」とは
河川の水がいっぱいになってあふれ出ること。
決壊(けっかい)」とは
堤防が崩壊し、川の水が堤防から流れ出ること。

混同しやすい用語がいくつかありますが、
違いが分かれば、情報も正確に把握できますね。

万 億 兆 京 垓 その先は?

日本のお金の単位は、4桁ごとに変わります。

万、億、兆・・・

(まん) 10,000(0が4)

(おく) 100,000,000(0が8)

(ちょう)1,000,000,000,000(0が12)

(けい) 0が16

(がい) 0が20

(じょ) 0が24

(じょう)0が28

(こう) 0が32

(かん) 0が36

(せい) 0が40

(さい) 0が44

(ごく) 0が48

恒河沙(ごうがしゃ)0が52

阿僧祇(あそうぎ) 0が56

那由他(なゆた)  0が60

不可思議(ふかしぎ)0が64

無量大数(むりょうたいすう)0が68です。

普段使われる単位は兆くらいまでなので、そうそうお目にかかることはないのですが。
0が52(10の52乗)から単位が少し変わっています。
「恒河沙」とは何でしょう?
これは仏教用語で、「恒河」はサンスクリット語でガンジス川を意味し、ガンジス川の無数の砂という意味になるそうです。
では「那由他」は?
これも仏教用語からきており、「極めて大きな数量」という意味のサンスクリット語が由来だそうです。
「不可思議」もそうなると仏教用語が由来してして、考えもできないほど大きな数という意味です。
そして最後の「無量大数」ですが、こちらも仏教用語で、漢字文化圏において名前がついている最大の単位となります。
しかし日常では京以上の単位は、10の何乗の様に指数表記されるため、これら呼び名を使うことは稀ですが、恒河沙なんて、素敵なネーミングだと思うので使ってみたいですね。

一より小さい数、万 億 兆 京の逆は?⇒こちら

台風の語源と由来

中国では昔、四方からくる風を「颶風(ぐふう)」といい、日本でも熱帯低気圧を、江戸時代には颶風と呼び、熱帯颶風などと言っていたそです。

明治の初めにはタイフーン、大風とも表していたのですが、明治末頃、当時中央気象台長の岡田武松によって「颱風(たいふう)」と呼ぶようになり、1956年に「台風」に代わりました。

しかしその「タイフーン」はどこから入ってきた言葉なのか?その由来は諸説あるようなのですが、

一つは、台湾、中国で、激しい風のことを外国からの風のとして大風(ターイフォン)といっていたことからという説。や台湾付近でおきた風を「颱風」と言っていた説。

もう一つは、アラビア語の嵐を意味する「tufan」が「颱風」になった説。

そしてもう一つが、ギリシャ神話の怪物を意味するテューポーン「Typhon」から「颱風」になった説。

あと沖縄(琉球)の気象学者蔡温(さいおん)が作った造語説もあり、沖縄の方言では「カジフチ(風吹き)」や「テーフー(台風)」というらしいです。

はっきりとした由来は分かりませんが、国が違っても同じ様な言葉、発音で使われているのは興味深いですね。

目と眼と瞳の使い分け

」と「」、どちらも「め」ですが、違いは何でしょうか。
一般的に「め」を漢字にすると、「目」がよく使われます。
「目」は眼球(まぶた)、目尻を含めて使うこともあります。
そして「眼」は「まなこ」ともいい、もともとは「」を表していました。
医学的には「まなこ」は、「眼球」といい、専門用語では「眼」が使われます。
また「瞳」はというと、眼球の中の黒目のこと(瞳孔)を指しています。

表現の範囲からみると、

「目」を使った表現は、とても広い範囲で使われています。

例えば、「台風の目」、「網の目」、「木目」、「お目が高い」

「眼」は眼科、眼鏡などの専門的な表現や、「慧眼、千里眼」など見る行為について使われます。

「瞳」は「瞳を閉じて」や「つぶらな瞳」の様な、目線や目の表現として使うこともあります。

ちなみに目の色は、青や緑、茶色など、人によって異なりますが、瞳(瞳孔)はどんな人でも黒色なんだとか。

バラ、薔薇、肋?

今回は美味しいお肉のお話です。
スーパーで見かける肉の表示「バラ肉、小間切れ(細切れ)、切り落とし」
この違いはどこにあるのでしょう。
お肉好き、料理好きの方なら、既にご存じの方も多いかもしれませんね。

先ず「バラ肉」⇒漢字だと「肋肉

あばら骨(肋骨)周辺の肉のことを指します。
赤身脂身と三層になっているので、「三枚肉(さんまいにく)」ともいいます。
そしてあばら骨付きは、「スペアリブ」と呼ばれます。
バラ肉のバラは、あばらの「あ」がとれたことに由来するのですね。

次に「小間切れ細切れ」ですが、どちらも「こまぎれ」です。
たいてい乱雑にトレーにパックされていますが、ロースやバラなどを整形するときに出る切れ端です。なので大きさが不揃いだったり、部位も色々入っています。

そして「切り落とし」ですが、こちらは特定の部位の切れ端を集めたものです。
なので、こま切れと違い「豚肩切り落とし」「豚もも切り落とし」等と、部位ごとにパックされています。

ちなみに薔薇肉というものもにはあるようで、ローストビーフや生ハムなどで模した薔薇だそうです。まさに美味(美しい味)肉ですね!

壁ちょろって?

 

イモリとヤモリの違いをご存じでしょうか。
漢字にすると、いもり⇒「井守」とヤモリ⇒「家守守宮

イモリは井戸のような湿った場所、水中に生息する両生類
ヤモリは人家や壁など陸で生活をする爬虫類です。

またイモリは腹が赤く、毒を持ち、ヤモリに毒はありません。

イモリは井戸の中にいる害虫を食べ守る「井守」、
ヤモリは家の害虫などを食べ守るとされ「家守」と言うとようです。

そして「かべちょろ」ってご存じですか?

九州地方特有(方言)のトカゲ、ヤモリ等の呼び名らしいです。壁をちょろちょろ這うから「ちょろ」かわいいですね。