「日暈」とは何と読むでしょうか?
答え・・・
「にちうん」「ひがさ」です。
意味:
太陽や月の周りにできる光の輪のこと(ハロ現象、大気光学現象)。月の周りにでる輪は「月暈」といいます。
英語:halo
ちなみに、ことわざで「日がさ雨がさ月がさ日がさ」があります。
意味は「日暈が見えると天気は下り坂、月暈が見えると次の日は日傘をもっていくのがよい」です。
こちらを漢字で表すと・・・
「日暈雨傘月暈日傘」になりそうでうですが、実のところ、日暈と月暈が出ると、天気は下り坂になるのだとか。
中秋の名月とは?
旧暦の8月15日のことを指し毎年同じ日ではありあません。
現在の月周期と旧暦の数え方は異なるため、中秋の名月が必ずしも満月になるとは限りません。
そのため2020年の中秋の名月は10月1日ですが、実際の満月は10月2日とズレています。
ちなみに、中秋の名月は別名「芋名月」とも呼ばれています。その時期に収穫される里芋をお供えする地域もあるとか。
また、十五夜と関係した珍しい名字も存在します。「八月十五日」や「十五月」さて何と読むでしょう?
「ブルームーン」は青い月ではない?
2020年10月はブルームーンが見えるといいます。
ブルームーンとは?
ひと月のうち二回目に訪れる満月のことをいいます。
ブルームーンは数年に一度の現象の珍しい現象です。
なぜブルームーンは発生するの?
通常満月はひと月に一度、満月から次の満月になるまで約29.5日周期
その周期と月(暦)のズレがブルームーンの発生する理由です。
2020年は10月2日に1回目の満月、二回目が10月31日に発生します。そして2020年で最も小さい(地球から遠い)満月になるそうです。
ちなみに2020年の中秋の名月(十五夜)は10月1日です。
ダイヤモンドといえば、宝石の王様ですが、漢字で表すと何でしょうか?
ダイヤモンドの和名:金剛石
読み方:こんごうせき
金剛石の由来:「金剛」はサンスクリット語の「vajra」で
「金属の中で最も硬いもの」という意味から。
また「金剛」に「石」を付け、最も硬い石、ダイヤモンドを意味します。
ダイヤモンドとは
英語:diamond
炭素の同素体、最も硬い鉱物
ダイヤモンドの由来:ギリシャ語「アダマース(adámas)」で
「何者も征服できない力を持つ石」を意味しています。
4月の誕生石で、宝石言葉は「純潔」「永遠の絆」「純真無垢」です。
「蛋白石」と「電気石」とは何のことでしょうか?
蛋白石とは?
読み方:たんぱくせき
意味:宝石のオパールの和名
由来:蛋白とは卵の白身を表し、卵の白身に似ていることから
電気石とは?
読み方:でんきせき
意味:宝石のトルマリンの和名
由来:トルマリンは結晶を熱すると電気を帯びることから
オパールとトルマリンは10月の誕生石でもありますが、この和名は面白いですね。
ちなみに、オパールは水分を含む宝石です。
宝石の中で水分を含むものは唯一オパールだけだそうです。
では、「竜髭菜」は何でしょう?
「虫出しの雷」ってどんな雷でしょう?
虫出しの雷
読み方:「むしだし、むしいだし」の「かみなり、らい」
意味:立春を過ぎ、啓蟄のころに鳴る、春を告げる雷のこと
(立春、啓蟄についてはこちら)
別名:虫出し
春雷
初雷
由来:春を告げる雷によって目覚めるのは、冬眠していた虫(だけではなく爬虫類やクマなどの動物)を穴から出す雷で、その正体は寒冷前線
ちなみに春頃の寒冷前線でできる雲は、夏頃に見る入道雲のようではなく、平たい雲です。
「雨水」とは
読み方:うすい
雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味。
二十四節気の一つ「立春」の次の期間で、「啓蟄」の前まで。
農作業の準備をはじめる目安とされました。
2020年の「雨水」はいつ?
2月19日です。
「雨水」と「雛人形」の関係は?
雛人形を出す日として、「雨水」は縁起がいい(良縁に恵まれる)とされます
その理由は?
諸説あるのですが、昔、「雨水」が水に関する行事で、奇数が重なる縁起が良い日とさりていました。
しかし、凶にも転じやすいため、厄を人形に移し川に流していたのです。
そこから、雨水に雛人形を飾るのが良いといわれます。
ほかにもあります「立春」「春分」「夏至」「立秋」「秋分」「冬至」など
「春一番」とは
「立春」から「春分」の間に、その年初めての南から吹く強い風のこと。
2月15日は「春一番名付けの日」
1963年(昭和38年)2月15日の朝日新聞に初めて「春の突風」という記事があり、それが「春一番」であり、「春一番名付けの日」とされました。
「春一番」の語源
諸説あるようですが、その昔、現在の長崎県壱岐市の漁師の間で、春の初めの強い南風を「春一」と呼んでいたことが語源とされています。
では「春一番」があれば、「春二番」「春三番」はあるのか?
春一番の観測は、気象庁が行っており、観測されない年もあります。また、春一番と同じ様な強風が複数観測されることもあります。それを俗に春二番、春三番と呼ぶこともありますが、あくまで俗称です。
春の訪れとされる「春一番」今年はいつ観測されるでしょうか。
では、いつまでが冬?