環境債という言葉をニュースで目にしました。この環境債とは何でしょうか?
環境債とは
読み方:かんきょうさい
意味:環境問題の解決に役立つ事業(温室効果ガスの排出量削減、再生エネルギー事業、水、空気、土の汚染除去など)に限定し資金調達する債権のこと。
グリーンボンドの由来:2008年に国際復興開発銀行(IBRD)が債権を発行したのが始まり。
駿河湾で日本三大怪魚のアカメが発見されたというニュースを目にしました。
怪魚とは「めったに見ない魚、奇妙な魚」という意味ですが、日本三大怪魚とは何でしょうか?
日本三大怪魚とは
イトウ
ビワコオオナマズ(琵琶湖大鯰)
アカメ
この三種類は絶滅危惧ⅠB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に分類されます。
イトウ:日本最大の淡水魚、体長1~1.5m、北海道に生息
アカメ:体長1m前後、宮崎県と高知県の沿岸域に生息
ちなみに、アカメの名前の由来は、暗いところで目に光を当てると赤く光ることから。
では、同じく絶滅危惧種の「儒艮」は何のことでしょうか?
「かぼす」と「すだち」と「ライム」の違いは何でしょうか?
「かぼす」「すだち」「ライム」はどれも柑橘類で「ミカン科ミカン属」です。
かぼすとは
学名:Citrus spheearocarpa
漢字:臭橙、香母酢
色:緑から黄色
大きさ:100g~150g
旬:8月~10月
国内の9割以上が大分県産
すだちとは
学名:Citrus sudachi
漢字:酢橘
色:緑から黄色
大きさ:30g~40g
旬:8月~10月
国内の9割以上が徳島県産
ライムとは
学名:Citrus aurantifolia
英語:lime
色:黄緑
大きさ:100g~150g
国内のほとんどが輸入品、メキシコ、アメリカ・カリフォルニアなど
つまり、簡単にいうと・・・
カボスより小ぶりなものがスダチ
かぼす=大分県産
すだち=徳島県産
ライム=海外
ですね。
5月5日はこどもの日ですが、実はそれだけではないというお話をご紹介します。
日本の国民の祝日である5月5日は「こどもの日」ですね。
端午の節句でもあり、男の子のお祝いと思う方も多いですが、男女関係なくこどもをの成長を祝う日です。しかし、それだけではありません。
国民の祝日に関する法律(通称:祝日法)で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と定義されています。
つまり、こどもの日は、こどもだけでなく母も主役なんですね。
ちなみに、祝日法で感謝すると定義されるものには、
自然の恩恵に感謝する「みどりの日」
海の恩恵に感謝する「海の日」
山の恩恵に感謝する「山の日」
国民たがいに感謝する「勤労感謝の日」があります。
真榊奉納とニュースで耳にしますが、「真榊」とは何でしょうか?
真榊とは
読み方:まさかき
意味:神具、ツバキ科の樹木、一般的に榊と呼ぶ
榊の語源・由来:神と人間の境界にある木(境の木)、常に葉が緑で栄えている(栄える木)
榊の和名:本榊、真榊
昔から榊は神具として使われが、榊が生育できない土地では、榊に似たヒサカキや、椿や、楠などを使っていました。
本榊や真榊は、代用のヒサカキなどと区別する意味もあり、榊の前に「本」や「真」が付いているのだとか。つまり真榊とは、榊のことなんですね。
ちなみに榊は英語では「Cleyera japonica」です。
「小さくて見えないヌカカ」とは何のことでしょうか?
ヌカカとは
体長1~3㎜の双翅類
漢字で書くと:糠蚊
英語では「biting midges」「Ceratopogonidae」
糠蚊の由来:蚊帳や、網戸の目を通ってしまうほど小さく、糠粒のように小さい蚊という意味から
別名:磯糠蚊(いそぬかか)、糠蛾(ぬかが)など
蚊と同じように吸血性があり、刺された直後は蚊のようにすぐにはかゆくならず、翌日以降に腫れと痒みが起こります。その痒みは強く腫れが数日続くことがあります。
ヌカカが住みにくいアルカリ性の土壌にするため、石灰をドローンで上空からまくなど対策をとる自治体もあります。
では、アメンボを漢字にすると?
「覇王樹」とは何と読むでしょうか?
答え・・・
「さぼてん」「はおうじゅ」です。
意味:サボテン科の常緑多年草、サボテンの異名
サボテンは「仙人掌」とも書きます。
覇王樹は漢字一文字ずつ単体で「さ」「ぼ」「てん」と読める漢字はありません。
二文字以上組み合わせた漢字(熟語)で、特殊な読み方をする熟字訓です。
覇王樹の語源・由来:元は中国語の表記から使われる漢字ですが、その由来は不明
ちなみに英語でサボテンは「cactus」
では他の熟字訓「曲尺・矩尺」は何と読むでしょうか?