「サボテン、シャボテン、仙人掌、覇王樹」どれも「さぼてん」を指しています。
「仙人掌」
読み方:さぼん
由来:仙人掌は漢名で、その形を仙人の手のひら(掌)に見立てたことから
「サボテン」の名前の由来:
サボテンは南蛮人によって日本に持ち込まれたとされています。
彼らはサボテンの茎で油汚れをとり、樹液を石鹸のよう使っていたので
そこから石鹸(シャボン)のようなもの「サボンテイ」と呼んでいたことが由来。
今でも「サボテン」は「シャボテン」とも呼びますが、石鹸(シャボン)の名残でしょうか。
実は、日本に持ちこまれたサボテンは、平らな形をしたウチワサボテンでした。
中国では平なウチワサボテンは「仙人掌」、球状のサボテンは「仙人球」と表記するそうです。
また、サボテンは「覇王樹」という異名もあります。