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「サボテン」を漢字にすると?名前と由来

サボテン、シャボテン、仙人掌、覇王樹」どれも「さぼてん」を指しています。

「仙人掌」
読み方:
さぼん
由来:仙人掌は漢名で、その形を仙人の手のひら()に見立てたことから

「サボテン」の名前の由来:
サボテンは南蛮人によって日本に持ち込まれたとされています。
彼らはサボテンの茎で油汚れをとり、樹液を石鹸のよう使っていたので
そこから石鹸(シャボン)のようなもの「サボンテイ」と呼んでいたことが由来。
今でも「サボテン」は「シャボテン」とも呼びますが、石鹸(シャボン)の名残でしょうか。

実は、日本に持ちこまれたサボテンは、平らな形をしたウチワサボテンでした。
中国では平なウチワサボテンは「仙人掌」、球状のサボテンは「仙人球」と表記するそうです。
また、サボテンは「覇王樹」という異名もあります。

では、「たんぽぽ」を漢字にすると?

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「慚愧の念」とは?意味と使い方・類義語・反対語

「慚愧の念に堪えない」という発言を耳にしました。
この「慚愧」ってどういう意味?

慚愧」(慙愧)とは?

読み方:ざんき(古くは「ざんぎ」ともいいました)
意味:重要な過ちを後悔し、それを恥ずかしく思うこと
」と「」はともに仏教用語で、「慚」は自分自身に対し恥じる
「愧」は他者に対して自分の過ちを恥じるという意味です。
そして「慚愧」には、同じ過ちを繰り返さないという解釈も含まれます。

使い方・例文:「慚愧の念に堪えない」「慚愧に堪えない」「慚愧の至り」
注意:あくまで自分自身が関係ある場合に使う言葉で、関係のない他人の行為に対しては使いません。

類義語:忸怩たる思い」
反対語:無慚無愧

日常で使う機会は少なく、お役人や有力者がメディアを通して使う言葉といったところでしょうか。

では、「前広」ってどういう意味?

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蚕豆・空豆・天豆ってどんな豆?読み方と由来

蚕豆空豆天豆の読み方と由来をご紹介します。
蚕豆・空豆
どちらも「そらまめ」と読みます。

蚕豆の由来
さやの形が蚕の繭のようだという説、
蚕を育てる時期に実をつけ食すという説などあります。

空豆の由来
さやが空に向かって実るから

天豆とは?
読み方:てんまめ
そら豆の異名です。
他にも、そら豆の旬の時期を名前にした四月豆五月豆
冬に種を植えるため雪割豆などあります。

そら豆は、奈良時代にインドを経て中国から伝わり、
明治になって栽培が本格的になりました。
ちなみに、豆板醤に使われている豆は、そらまめです。

では、「蒲公英」は何と読む?


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「含羞草」「羞恥草」ってどんな草?読み方と由来

含羞草」「羞恥草」どちらも読み方は「おじぎそう」
「おじぎそう」は「お辞儀草」とも表記され、
別名を「眠り草」ともいいます。

なぜ「含羞草」「羞恥草」「お辞儀草」?
由来:触れると、葉がお辞儀をしたように閉じていく様子から「お辞儀草」
また、その様子が恥ずかしがっているように見えることから
「含羞草」「羞恥草」の漢字が当てられました。

なぜ「眠り草」?
由来:夜になると葉を閉じる様子から。

ちなみにオジギソウは、茎にトゲがあります。そして強くはありませんが毒もあります。
誤って子供や犬猫などが口にしないように注意しましょう。

では、 「甘藍」「 花椰菜」とは何と読むでしょう?

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「辛夷」「蒲公英」読み方・由来と漢方の関係

辛夷とは
読み方:こぶし
由来:花のつぼみを乾燥させた漢方の名前「辛夷(しんい)」を当てたため。

花は3月4月に咲くコブシですが、
樹木の「コブシ」と蕾の「シンイ」どちらも同じ「辛夷」なんですね。

蒲公英とは
読み方:たんぽぽ
由来:開花前に乾燥させた漢方を「蒲公英(ほこうえい)」と呼んでいることから。

コブシもタンポポも、春を彩る季節の花・植物ですが
元は漢方の名前で、中国名を日本語に当てたものなんですね。

では「香り・薫り・馨り」の違いは何でしょうか?

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「絶滅危惧種」で「生きた化石」の「鴨脚樹」とは?

絶滅危惧種」で「生きた化石」の「鴨脚樹」とは何でしょう?

街路樹などに多く身近に感じる樹木の一つで、漢字で表記すると「公孫樹」や「鴨脚樹」とも表します。
さてこれは何でしょう?

答えは「銀杏(いちょう)」です。

「公孫樹」「鴨脚樹」「銀杏」の読み方:「いちょう」「公孫樹」の由来:漢名、植樹して孫の代になって実がなることから。
「鴨脚樹」の由来:葉の形をアヒルの足に見立てた漢名の発音から。

また「銀杏」は「いちょう」と読む場合は樹木のことを指し、「ぎんなん、ぎんきょう」と読む場合は食用の種子を指します。

同じ読みで、異なる漢字名が3つもあり、
同じ漢字で、樹木と種子と異なる意味をもつ「イチョウ」
野生のイチョウは、中国にわずかに確認されたもののみ。
約2億年前の中生代から存在し、その姿を変えていないという「生きた化石」、「イチョウ」興味深いですね。

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葡萄と葡萄


秋に美味しい果物の代表のぶどう
漢字で書くと「葡萄」です。
でも「葡萄」とかいて「えび」とも読みます。
葡萄葛(えびかずら)、葡萄蔓(えびづる)など。
この「えび」って何でしょう?
これもまた、ぶどうの古名(古い呼び方)らしいのですが。
葡萄(ぶどう)の由来は、ペルシャ帝国のフェルガナ地方で栽培されていた
「ブーダウ」という品種に、中国語の読みが当てられ日本に入ってきたそうで、
その葡萄は、日本に自生していた和種のブドウ科植物と似ていたため、葡萄(えび)というようになったとか。
山葡萄のような赤紫色を、葡萄色(えびいろ)と呼ぶのも、これらに由来しているみたいですね。

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