「へそくり」の「へそ」はお臍(おへそ)?

「へそくり」を漢字にすると、「臍繰り」ですが
なぜ、お腹にある(へそ)で「へそくり」なのでしょうか?
気になったので調べてみました。

結論からいうと、この臍は当て字です。

最も古い繊維の麻、それを紡いだ麻糸をつないで巻いた糸巻き状のものを「綜麻(へそ)」といい、「おだまき」とも呼ばれています。
そして、糸を巻くことを「繰る(くる)」と言います。

細く紡げは紡ぐほど長い糸がとれます。
繰る人の腕が上がれば長い糸を紡げ、それが余分の収入につながりました。
つまり、「へそくり」とは、綜麻を繰った余分の収入のことを言っていたのです。
それがお臍の近く(腹巻)にお金を隠していたからだという説もありますが、臍と混同され、いつしか臍繰りとなったということです。

由来を知ると、へそくりは、こつこつ時間をかけてたまるものだと納得できました。