カテゴリー
ことば 使い分け

国葬・国葬儀・国民葬・合同葬の違い・意味・わかりやすく

安倍元首相の国葬(国葬儀)を9月27日に東京・日本武道館で行うことを閣議決定されましたが、ニュースでは「国葬、国葬儀、国民葬」など色々な名称を目にします。これらの違いは何でしょうか?

国葬とは

葬儀負担:国費、財源は国家予算
対象:国家に功労した人、君主、皇族、王族など
日本の場合、「国葬令」によって執り行われ、国民がに服すことを強制(第二次世界大戦後に失効)

英語では「state funeral

国葬儀とは
葬儀負担:全額国費
「国葬令」が廃止された以外「国葬」とほぼ同じ意味

合同葬とは
葬儀負担:国費で半分近く負担、残りは内閣や党の負担
たいていの場合、内閣、所属政党、所属議院、遺族のいずれかで合同して執り行う。

英語では「joint funeral service

最近の合同葬といえば、
中曾根康弘氏の合同葬「内閣・自民党合同葬」、半分近く国庫負担。
 
国民葬とは
佐藤栄作氏の葬儀は「自民党、国民有志による国民葬」とされましたが、これは有志による国民も含まれるため。費用の一部は国庫負担。

他にも、在職年数が長い場合や、一定の役職がある議員の場合、「衆院葬」「参院葬」や「党葬」を行うこともあります。

ちなみに天皇の葬儀は「大喪の礼」といい、国葬とは異なります。

英語で「大喪の礼」は「funeral service of a Japanese emperor

また海外の国葬の対象は、アメリカは大統領経験者、イギリスは英国王室の王族などが対象です。中国では、国家に功績をもたらした歌手のテレサ・テンさんが国葬されています。

葬儀の費用を誰が負担するかによって、国葬儀、合同葬など名称が変わるのですね。

では、「ポストコロナ」の「ポスト岸田」の「ポスト」とは